夏自走6日目 8.17 車力〜津軽海峡〜青森
夏合宿前自走最終日。
前日にシフトレバーが折れたこともあって前自走最終日のこの日が1番辛かったかな。
いよいよ津軽海峡を望む竜飛崎に向かって出発。
台風が近づいてるから天気は最悪。
竜飛崎に向かうまでの最後の峠道。
斜度が10%を超える坂がいくつもあった。
ギアが落とせないから斜度のキツイところは歩かざるをえなかった。
ミスターに待ってもらいながらちょっとずつ進んだ。
眺瞰台の展望台は霧で真っ白。
本当だったら津軽海峡が360°見渡せるはずだったのに。
頂上付近でまさかの事態。
ミスターが銀マットと上着を落としてきたらしい。
さすが問題児。やってくれる。
クソ寒い中ミスターもどって帰ってくるのを待つことに。
15分たってももどらなかったので少しもどってみると銀マットだけ回収したミスターがいた。
上着は諦めてすすむことに。
竜飛崎までの下り坂。
雨と風と霧で危なかったけどあの感じは忘れられない。
ついにたどり着いた竜飛崎。
津軽海峡冬景色の歌謡碑の前で熱唱した「津軽海峡夏景色」は最高だった。
写真を撮ってくれたのは家族連れのママさん。
ありがとうございました。
そのあと日本唯一の階段国道を下る。
「めんどくさいから途中までにしよーぜ笑」
ってことで途中で引き返した。
ミスターにその時の動画もらわなきゃな。
竜飛崎からはただひたすら青森に向かって漕いだ。コンビニをハシゴしながらのんびり向かった。
着いたときの感情は忘れた。
忘れたってことはそんなに感動したわけじゃなかったんだと思う笑
「あーやっとついたー」とか「あー終わっちゃったー」とか多分そんなもん。
次の日から合宿もあるしね。
そのあとたこやきのいる風呂に行って合流してちょっと休憩。
前乗りしてる人たちでご飯を食べたらしいんだけどオレとミスターと青森で合流したニーロクさんの3人で焼肉屋へ。
あのビールは格別だった。
ぺんちゃんがいないのは寂しかったけどね。
その後は各々泊まる場所へ。
オレとミスターは宿なんてとってないからカラオケへ笑
2人でバンプとか歌ってちょっと盛り上がったあと寝た。
ミスターの魂こもったバンプ面白かったな笑
フリータイムが夜中3時まででまさかの追い出される事態に。
でもカラオケの店員さんが24時間の喫茶店を教えてくれたからそこへ。
喫茶店のおばちゃんはすげえいい人で「旅してるけどお金のない学生がよく泊まりに来る。ゆっくりしていきな。」って言ってクリームソーダおごってくれた。
すげえうまかったなあ。
仮眠とったら小汚いおっさんが「頑張れよ」って言って1000円ずつくれたからそれで朝ごはん食べた。
「オレも若い頃旅してたんだ。いろんな場所でいろんな人に世話になった。オレ達旅人は恩をもらった人に直接返すのは難しい。だからこうやって恩を繋いでいくんだ。だからもしお前らが大人になって旅してる学生に会ったときはこの話をして飯でもおごってやりな。」
かっこよかった。
心に刺さった。
このことは一生忘れないと決めた。
おっさんが帰ったあとおばちゃんに聞くとそのおっさんは青森で1番大きなホタテの会社の社長だったらしい。
よくわかんないけどすげえ人なんだと思った。
ここまでが夏合宿2016前自走レポート。
このあと4泊5日?で夏合宿。
そのレポートは書くか考え中。
読まれるために書いてるわけじゃなくて自分があとから思い出すためのアルバムみたいなもん。
レポ書くまでに半年もかかったわ笑
自転車旅はまだまだ続く。