夏自走1日目 8.11〜12 東京〜猪苗代

「お家に帰りたい」

8月11日20時

ぺんちゃんがうちに着くなり言った一言。

ライト、サイコン、エンドバーの調整をして2週間強の旅がスタート。

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まずは合流地点の大宮まで20km。

ぺんちゃんの彼女とのノロケ話を1時間以上聞かされる。

 

大宮でミスターとニーロクさんと合流。

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ここで夏自走のメンバー紹介。

写真1番左が1年生のミスター。

この自走1番の問題児。

こいつとは16日間一緒に過ごすことになる。

マラソン2016で優勝したツワモノ。

平地は速いけど登りはザコ笑

歌を歌わせるとすごく面白い。

 

写真左から2番目がニーロクさん。

建築学科3年生の先輩でチャリ部の先輩の中では良く絡む人。

メチャメチャ優しい先輩だけど時々話を盛る笑

この人のチョロンは信じてはいけない。

 

写真右から2番目のぺんちゃん。

同じ2年生だし浪人生だから同い年。

経営工学科の彼女持ち。

春自走も一緒に走り、理科大の中での数少ない友達と言える1人。

 

写真1番右がこのブログを書いてる風太です。

 

 

大宮から猪苗代まで200km以上。

この時はまだ全員で青森まで行けると信じていた笑

 

車が少なく気温も高くない深夜のうちにどれだけ進めるかが鍵だと思って暗いうちにゴリゴリ漕いだ。

 

途中に寄ったコンビニのおじさんが頑張ってなと箸を10本ぐらいくれた。

これがこの旅ですごい役に立った笑

 

栃木県に入ってすぐの信号待ちから漕ぎ出した瞬間後ろから

「あっ!!!」

と叫び声がした。

ぺんちゃんが両足つって倒れていた。

しかも倒れていた場所がぺんぎん整骨院の目の前という奇跡。

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ちょっと急ぎすぎたかもしれないと反省。

 

そこからは比較的ゆっくり漕いで朝日を見ながら北へ北へ。

目線と同じ高さから昇る朝日は綺麗だった。

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朝日が昇り切って朝ごはんを食べるためにファミリーマートへ。

駐車場の隅でみんな寝始める笑

自走あるある。

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少し仮眠をとってまだまだ進む。

昼過ぎに福島県に入った。

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ここまではかなり順調にきてた。

新白河から猪苗代まであと60kmに迫ってもう少しと思ってたところで自分の足元から聞こえる鈍い音。

チェーンが切れた。

落ちたのではなく、切れた。

出発前にメンテナンスに出していただけに予想外のメカトラ。

10km以上戻らないとスポーツバイクを修理できるショップがない。

3人を先に行かせて新白河に向かって歩いていると後ろから短いクラクションが鳴った。

「トラブル?」と声をかけてくれたのは柏在住で磐梯山を登った後の帰宅途中の飯田さんというサイクリスト。

新白河まで乗せてもらえることに。

柏在住だけあって理科大のことを知ってて意気投合。

ツイッターをフォローし合って別れた。

人の優しさに触れた。

ほんとうにありがたかった。

 

自転車屋さんのおじさんおばさんも優しくてすぐ修理してくれた。

おばさんのスプロケットの言い方がなまっていて今でも忘れられない笑

 

新白河からは不本意ながらも輪行

1時間に一本の電車を乗り継いで猪苗代へ。

全自走失敗は悔しかったけどいい出会いがあったからチャラかな。

先に行った3人より1時間弱遅れてお風呂に到着。

ホテルに併設されてるいい風呂だった。

お風呂に入る前に猪苗代の夕焼けをパシャリ。

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3人ともお風呂から上がってロビーで寝てた。

ゆっくりお風呂に入って出てきてもロビーで寝てた笑

 

新白河からのアップがとても苦しかったらしくぺんちゃんが膝の痛みを訴えてた。

 

近くのデニーズで夕食を済ませて寝床探し。

 

この日は近くのスーパーの屋根の下で野宿。

いい寝心地だった笑